耐用年数を区間分けする。1ピリオド(シーズン?)、既存建物改修後を2ピリオドとする二期間と仮定する。
例 1ピリオドのx年目とか
既存建物x年目の価値(1ピリオド目)=1ピリオドx年のCFの現在価値(=耐用年数まで割り引く)±2ピリオド目の期待CF(建物の評価の関数)の現在価値+α(建物の評価)・のれん
2ピリオド目の期待CF=p・CFx+(1-p)・CFy/rはのれんになるのではと一度考えましたが、資産のキャッシュフローの現在価値を測る際、無限期間割り引くケースもあるので問題ないと思っています。
期待CFの考え方は改修した際に例えば、入居企業が建物に思い入れがあり、2ピリオド目も残る意思を表明する可能性がある等、既存建物を残し改修することによって同等以上の賃料を得られるというイメージしています。
だんだんアクロバティックになってきたので、もはや訳わかりません。
問題は新築初期に2ピリオド目の現在価値が測れるということです。耐用年数が数十年だと初期に測ることは難しいと思いますがCFにrを割り引くと、無限期間の割引価値も計算できるのでそれと近似する、でもういいのではといい加減な気持ちになってきてます。それだとU字状にならないし、それを数学的厳密さを持ってどう正当化するのかというと私には能力がないのですが…
後、2ピリオド目の期待キャッシュフローが下がるというのは、1ピリオド目のキャッシュフローの現在価値が下がっている可能性が高く、もし2ピリオド目の期待キャッシュフローを推定できるとしたら単純なrとCFを一定としたDCFを採用しているとしたらその修正の可能性を与えてくれるのではないでしょうか?
後改修費は式に必要なのかどうかというのも検討したいです。
これからも考えていきます。